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あなたの毛細血管は大丈夫ですか?
私たちの体には、地球2周半分の長さの毛細血管が張り巡らされています。この毛細血管は、私たち人間にとってとても重要な役割をしていることを知っていますか?
毛細血管は、全身の血管のなんと99%を占めており、この毛細血管が健康でなければいずれ動脈に負担をかけ、重篤な病気を引き起こす可能性があるのです。まずは、自分の毛細血管が健康かどうかをチェックしましょう。
以下の項目に当てはまる数が多いほど、毛細血管の元気がなくなっている可能性があるので注意が必要です。
- 常に顔色が悪い
- シミやシワ、毛穴の開き、くすみ、たるみなどの肌老化が目立つ
- 髪が細くなったり薄くなっている、白髪が増えてきた
- 足や顔などに細い血管が浮き出ているところがある
- 腫れや傷が治りにくくなった
- 便やおならのにおいが臭い
- 風邪をひきやすい
- 疲れやすく疲れがなかなか抜けない
- 花粉症やアレルギー体質である
- 不安やイライラなどストレスが多い
- 血圧が高い、高血圧
- 汗をよくかく
- 頭痛、肩こり、首のコリがひどい
- 目が乾きやすい
- 口が渇きやすい
- 口臭が気になる
- 脈が乱れがちだ
- めまいや立ち眩みがある
- 物忘れがひどく集中力が低下している
- 眠気が抜けない、寝つきが悪い
毛細血管の働き
毛細血管は通常、1㎜に8~12本あります。指先の毛細血管は体の中でも非常に細く、最も細い部分では、約1/1000㎜となっています。
人間の生命活動の最小単位は細胞です。毛細血管は、人間の身体の組織細胞に網の目のように分布し、毛細血管内を流れる赤血球が細胞のひとつひとつに栄養や酸素を供給し、余計な水分や老廃物を体外へと排出する働きをしているのです。
毛細血管の働きが低下すると…
毛細血管の機能が低下すると、栄養や老廃物が漏れ出てしまい、炎症が起こります。また、細胞の修復が遅れることで、臓器や組織の機能が低下しやすくなる場合があります。
また、
- むくみ
- 冷え
- 動脈硬化のリスク
- 血管系の疾症
が起こる恐れがあるので注意が必要です。
毛細血管の働きが低下してしまう理由
では、毛細血管の働きが低下してしまうのはなぜでしょうか。ここからは、毛細血管の働きが低下する原因について見ていきましょう。
毛細血管は、乱れた生活習慣や睡眠不足、暴飲暴食、ストレス、運動不足、加齢、紫外線のダメージ、活性酸素などの影響によって、水分や栄養分、老廃物が漏れ出てしまい、毛細血管が変形したり働きが弱くなってしまいます。
毛細血管の流れがスムーズだと、体調も良好なことが多く、長生きにつながるでしょう。このような健康的な毛細血管は、正しい生活習慣や栄養バランスのとれた食生活などによって作られます。
冷えは万病のもと
「冷えは万病のもと」と言われるように、冷え性の方は体がSOSを発信している状態です。栄養が不足している「ゴースト血管」は、体が冷えやすくなったりむくみやすくなるので注意しましょう。
また、体が冷えていると様々な不調につながります。冷え性によって引き起こされる症状についてご紹介します。冷えは足元から始まり、次第にお腹、生殖器、肺へと広がっていくので注意が必要です。
消化器の冷えから起こる症状
シミやシワ、肌荒れ、口内炎、便秘や下痢、腹痛、胃腸障害、内臓下垂、慢性皮膚病、腰痛、肩こり、膝痛など
呼吸器の冷えから起こる症状
うつ症状、重い頭痛、肩こり、アレルギー性鼻炎、せきやぜんそく、風邪をひきやすい、気管支炎、慢性皮膚病、しもやけ、全身や局所の寒冷
生殖器、腎、副腎、泌尿の冷えから起こる症状
冷えのぼせ、尿道炎、精力の減退、リウマチ、神経痛、不感症、婦人病、肥満、腎臓病など
身体の中から温める!
色々な不調を引き起こす冷え性の改善は、身体の中から温めることが大切です。身体を温めようと外側からアプローチしても、その場しのぎになってしまうことが多いのです。
身体の内側から温めることで、冷え性の改善につながるでしょう。ここからは、冷え性の改善につながる食べ物をご紹介していきます。
にんじん
にんじんはビタミンAとビタミンEを含む野菜です。ビタミンAは健康的な血液を作る働きを持ち、ビタミンEは血行改善効果があります。
ごぼう
ごぼうは水溶性の食物繊維を含んでいて、血行を促進する働きがあるのです。また、利尿作用のあるイヌリンを含んでいるので、身体を冷やす原因にもなる不要な水分を体外へと排出しやすくしてくれます。
梅干し
梅干しはクエン酸や塩分を多く含む食べ物です。クエン酸や塩分は血行を促し、身体を温めてくれるのです。
わかめ
わかめは水溶性の食物繊維やビタミン、ミネラルをたくさん含んでいます。ビタミンやミネラルは、血行を促して余分な水分や老廃物を体外へと排出しやすくしてくれるのです。
食事方法
冷えを改善するには、毎日の食事方法にも注意しましょう。冷えの改善に大事なのは、1日3食決まった時間に摂ることです。中でも朝食は、体温を上げて身体のリズムを整えてくれます。
ダイエット中の方は極端な食事制限をしがちですが、栄養バランスが崩れて冷え性につながる恐れがあるので、1日3食しっかり摂取することが大切です。
サプリメント
食べ物で冷えを改善するのが難しい場合は、身体を温めて冷えを取り除くサプリメントを利用するのも一つの手です。
サプリメントの「体内職人」は、4つのハイグレード成分が詰まった冷えや血管の健康に効果的です。4つの成分や効果は以下の通りです。
- ヒハツエキス:老化から毛細血管を守り、むくみや冷えを改善
- ブラックジンジャー:筋肉強化、ダイエット効果
- スマート乳酸菌:腸内環境を整える
- カルシウム、マグネシウム:骨粗しょう症の予防
冷えを改善するだけではなく、ダイエット効果も期待できるサプリメントなので、いつまでも若々しいスタイルでいたい方にもおすすめです。
運動
冷えを内側から改善するには、ウォーキングやヨガ、ストレッチなどの全身運動が良いでしょう。毎日運動することが難しい場合が、睡眠前に軽いストレッチをすることも効果的です。
また、筋肉をつけると冷えが改善されやすくなります。そのため、筋トレなどで筋力のアップを目指すこともおすすめです。身体の熱の約6割は筋肉で作られているとも言われています。